正式名称
岩倉高等学校(いわくら こうとうがっこう)
岩倉高校の学科と偏差値
普通科7限制(52)
運輸科(48)
普通科6限制(46)
岩倉高校の特徴
岩倉高等学校(いわくらこうとうがっこう)は、東京都台東区上野七丁目にある私立高等学校です。
1897年6月5日、元日本鉄道の株主らの献金をもとに私立鉄道学校が神田錦町に開校しました。
1901年8月5日に現在地(東京市下谷区上車町57番地)に移転し、1903年12月21日に鉄道界の恩人である岩倉具視の遺徳に因んで私立岩倉鉄道学校と改名されました。
1905年には文部省より工業学校規定に基づく開校認可を取得しました。
1932年には泰東商業学校を姉妹校として創立し、1944年には機械科に電気科を吸収して機関科とし、土木科と業務科を合わせて運輸科としました。
戦後、1946年6月6日に学園興隆の父である校長の山田英太郎が逝去しました。
1948年3月11日には岩倉鉄道学校と泰東商業学校を統合し、現在の名称である岩倉高等学校とし、機関科、運輸科、商業科、普通科の4科を設置しました。
1955年(昭和30年)に産業教育の必要性が増加し、普通科の募集が中止されました。
1959年(昭和34年)には保谷市に運動場と合宿所が設置され、西館の新校舎が完成しました。
1961年(昭和36年)には工場施設が拡大され、従来の機関科が機械科と改められました。
1973年(昭和48年)に普通科の募集が再開され、1977年(昭和52年)には創立80周年記念事業として南館の新校舎および体育館が完成しました。
1979年(昭和54年)には南館校舎が増設され、機械工場施設の拡張および商業科関係の産業教育施設が充実しました。
1984年(昭和59年)にはパソコン教室が設置され、「情報処理教育」が開講されました。また、第56回選抜高等学校野球大会に初出場し、初優勝しました。
1985年(昭和60年)には北館校舎が増設され、西東京市にある運動場に修練道場施設が完成しました。
1987年(昭和62年)には創立90周年記念事業として5階建ての東館新校舎が完成しました。
1993年(平成5年)には東館校舎の3階に「教育用電車シミュレーション室」(205系)が設置され、これを利用した「電車運転実習」が行われました。
1995年(平成7年)には南館校舎に情報処理室が設置され、1997年(平成9年)には創立100周年を迎え、第79回全国高等学校野球選手権大会に初出場しました(1回戦敗退)。
2001年(平成13年)には東館校舎の1階に新たに「教育用電車シミュレーション室」(211系・651系)が設置されました。
2002年(平成14年)には西館校舎の大規模改装、耐震強化、各門の改装が行われ、防犯強化が図られました。
2007年(平成19年)5月14日には中央館校舎建築のため、南館校舎の取り壊しが開始され、一部の生徒は工事終了まで旧下谷小学校を使用しました。
2008年(平成20年)には中央館校舎完成に先駆けて校舎の一部が大規模改装されました。
2009年(平成21年)3月には創立110年記念事業として地上10階地下1階の中央館校舎が完成し、下谷校舎の使用が終了しました。
同年11月には東館校舎1階にあった鉄道シミュレーターが実習館に移動され、12月には新正門・南門・駐輪場が完成しました。
2014年(平成26年)4月には男女共学化が行われ、運輸科と普通科の2科のみとなりました。
岩倉高校の入試
岩倉高校の進学実績
国公立大学
- 筑波大学
- 東京都立大学
- 埼玉大学
- 山形大学
- 東京外国語大学
- 東京海洋大学
- 静岡大学
- 東京学芸大学
国内大学
- 中央大学
- 駒澤大学
- 明治大学
- 東京理科大学
- 青山学院大学
- 早稲田大学
- 神奈川大学
- 慶應義塾大学
- 上智大学
- 関西大学
岩倉高校の所在地・アクセス
〒110-0005 東京都台東区上野7丁目8-8
JR・東京メトロ 上野 約52m 徒歩で約1分
東京メトロ 稲荷町(東京都) 約621m 徒歩で約9分
京成本線 京成上野 約645m 徒歩で約9分
バス 上野駅〔入谷口〕 約71m 徒歩で約1分
バス 上野駅前 約327m 徒歩で約5分
バス 台東区役所 約340m 徒歩で約5分
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